沖縄県名護市の稲嶺進市長は13日、建て替えを予定している名護市営球場での日本ハムのキャンプについて、2018、19年の工事中もブルペンなど一部を練習場に提供することを要望した。「われわれとしてはできるだけ使っていただきたい」と話した。

 ブルペンも20年までには改修される予定だが、稲嶺市長は新ブルペン完成の時期については「難しい。調整しないといけない」と話すにとどめた。

 日本ハムは1979年から名護市をキャンプ地としている。老朽化した施設の整備を同市に申し入れているが、早期の改善が見込めず、昨年と今年は米アリゾナ州で1次キャンプを行った。

 名護市営球場は今年のキャンプ後の3月に解体工事が始まり、19年末の完成を目指す。20年のキャンプから新球場を利用できる予定。