侍斬りで開幕ローテ入りに弾みをつける! ソフトバンク東浜巨投手(26)が侍ジャパンと練習試合(25日=宮崎)に先発登板することが17日、決まった。チームにとっても東浜にとっても今季初の対外試合。それもWBC合宿で集結した侍ジャパンとの対戦だけに、最高のアピールの場にするつもりだ。

 「初の対外試合なので、とにかく攻めますよ」。東浜は早くも腕ぶした。この日はブルペン入りし、65球のピッチング。キャンプインから調整は順調だけに、侍斬り指名に早くも心は燃えている。WBCでの日の丸戦士の活躍には大きな期待を寄せるものの、完全な戦闘モードだ。

 「投げるにはやっぱり違うユニホームじゃないと力も入りませんしね。(内角を攻めて打者を)起こしまくりますよ。ボクだって必死ですから」。今日18日には紅白戦に初登板するが、照準はズバリ代表戦だ。ジャパン側は同僚でもある武田の先発が有力。後輩にも投げ負けるわけにはいかない。侍の刀を、いや、バットをへし折って、ローテ入りへ名乗りを上げる。