ロッテは19日、今年2試合目となる紅白戦だった。

 2軍投手陣の中で、一番アピールに成功したのは、2年目の東條大樹投手(25)だ。紅組(2軍)の4番手として、7回の1イニングを投げた。最速144キロの直球中心に攻めた。大嶺翔を二飛、江村を右飛、柴田を遊ゴロの3者凡退に仕留めた。

 前回12日の台湾・ラミゴ戦でも、1回を3者凡退。好投を続けている。昨季は制球に課題が残ったが、今年はストライクをどんどん投げられている。「前は、ストライクを取らないといけないと思って力んでました。今は、ストライクが取れたらいいな、ぐらいの気持ちです」と明かした。良い意味でリラックスできていることが、好投につながっている。

 伊東監督も「良かったね。ストライクが入れば、良いボールを投げる」と評価した。【ロッテ担当 古川真弥】