ソフトバンク・ドラフト1位田中正義投手(22=創価大)【心=○、技=○、体=○】

 19日に初となる紅白戦に登板し、2回を投げ1安打1失点(自責0)と及第点の結果を残した。「あまりよくもなく、悪くもなくという感じです。思い切り腕を振ることを考えて投げました」。

 1イニング目には味方の失策もあって失点したが、牧原からフォークで空振り三振を奪う場面も。2イニング目は3者凡退に抑えた。この日は直球中心で変化球はカットボールとフォークのみ。最速は152キロだった。

 今後は対外試合での登板が待っている。田中は「どうやったらベストパフォーマンスが出せるのか。しっかりやっていきたい」と話しており、敵チーム相手にどんな投球を見せるのか、注目を集めそうだ。【ソフトバンク担当 福岡吉央】