広島野村祐輔投手(27)がオープン戦初戦に先発し、3回1安打1四球無失点に抑えた。

 立ち上がり先頭の大島に内角141キロを右翼前にはじき返されるも、1死一、二塁からビシエドを狙い通りの遊撃併殺に打ち取った。2回以降はカーブやスライダー、チェンジアップなど、変化球主体の投球で1人の走者も許さなかった。初の対外試合登板で3回39球。「いろいろ使って投げた。対打者に(変化球を)投げていなかったので。(開幕まで)1つ1つ階段を上がっていきたい」。先発の柱として期待される右腕が、上々のスタートを切った。