DeNAが19安打で大勝した。始まりは宮崎敏郎内野手(28)からだった。2回に先頭打者本塁打をマーク。左翼ポールに直撃する1発に「たまたまです。まっすぐを待っていた。求められる役割を理解してやりたい。それはバッティング」と、この試合5打数2安打で正二塁手争いにアピールした。

 さらに8番捕手の高城俊人(23)が攻守で仕事を果たす。先発のジョー・ウィーランド(27=マリナーズ)を好リードして、5回1安打無失点。6回以降も後続を抑えて3安打無失点リレーを演出した。打っては3安打の活躍で「積極的に打ちにいって結果が出てよかった。(守備は)最後完封を意識しました」と手応えをつかんだ。

 見守ったアレックス・ラミレス監督(42)も「みんな試合に飢えている。特に途中出場の選手がよくやってくれた」と、連日の快勝にうれしそうだった。