日本ハム栗山英樹監督(55)が、主砲の1発に表情をゆるめた。

 試合を終了し、ダッグアウト裏へ戻った直後、WBCオーストラリア戦で勝ち越し弾を放つ、中田翔内野手(27)の映像が目に飛び込んだ。帰りのバスへと向かう通路では、報道陣に「翔の話をしようか?」と笑った。

 WBC組を欠くチームは、ソフトバンクとドロー。それでも、先発の加藤貴之投手(24)、5番手で投げた上原健太投手(22)の両左腕が好投。「ブルペンよりもさらに、しっかり腕を振ろうとしている。アピールしてくれている」と評価していた。