侍ジャパンが初の全勝突破で勢いをつけた。1次ラウンド最終戦で中国に快勝。小久保裕紀監督のコメント。

 「初戦が大事と思っていた中で、選手には声援をプレッシャーではなく、力にしようと言ってきた。選手が期待に応えてくれた。順位は決まっていたが、最後まで真剣勝負。初登板の増井、松井(裕)も落ち着いて投げてくれたし、中継ぎ陣は最後までいいピッチングをしてくれた。明後日からまた厳しい戦いが続く。全身全霊をかけて、目の前の試合を取っていきたい」。

 小林が1次ラウンド全3試合でスタメンマスクをかぶり、打っても3試合で1発を含む計6打数3安打。

 「強化試合から、振る舞いに成長を感じる。本塁打は予定外ですが、うれしかった」。

 筒香が1次ラウンドMVPを獲得した。

 「大会前に『4番にサインはない。しっかりかえしてくれ』と伝えた。その通りの活躍」。

 世界一奪還に向け、大きなヤマ場となる明日12日のオランダ戦。

 「2次ラウンドはやはり先発。80球投げる。ある程度、5回くらいまでは。その後のつなぎも大事になってくる」。

 「点を取らないといけない」。