阪神ドラフト5位糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が「途中出場の鬼」になりきっている。

 この日は6回裏の二塁守備から登場。7回に迎えた第1打席は寺原の速球をとらえ、ライナーで左前に運んだ。前日22日も似た弾道で左直に倒れていただけに、リベンジの一撃となった。17日の中日戦は途中出場から2打数2安打。19日ヤクルト戦も同じく1打数1安打と、強烈な印象を与える。「1球で仕留めるのは、これまでの課題。安打を打てて良かった」と話した。内野の開幕スタメン候補に名を連ねる。