ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(31)が右手人さし指のマメの影響で、予定していた開幕2戦目となる4月1日ロッテ戦の登板を回避し、同6日楽天戦に回ることが29日、正式に決まった。開幕の出場選手登録メンバーから外れた。26日に筑後のファーム施設で打撃投手を務めた際にマメができたといい「あと数日したら治ると思う」と話した。1日のロッテ戦は、当初6日に先発予定だった中田が代役を務める。

 またバンデンハークは、オランダ代表として出場していたWBCの2次ラウンド日本戦で、試合中の2回に同じ右手人さし指の爪が割れていたことも明かした。バンデンハークは2回、先頭の中田に二塁打を許し、秋山の犠飛で先制点を献上。続く3回には中田に左越え3ランを浴びるなど4点を許し、3回5失点で早々と降板していた。「それが打たれた理由ではないよ」と話したが、爪の影響で本来の制球が乱れてしまったことも、7安打2四球での降板につながったようだ。【福岡吉央】