阪神金本知憲監督が糸井に開幕の心得を説いた。自身も移籍1年目の開幕戦は緊張したという。敵地の横浜戦で3打数ノーヒット。「僕は(緊張)しましたね。ハマスタで。この世の終わりのように感じたよ」。

 「開幕から打ってくれるに越したことはないが、開幕から打てなくても、何も関係ない。143分の1と思えばいい。ダメな時はね」。

 打撃の状態を問われても、「あまり見ていない。信頼しているから。そりゃ、打って走って、すべてに期待している。チャンスで打ってくれて…」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -原口や北條の状態は

 金本監督 原口は良くなっている。練習ではね。これが試合にどう出るか。北條は悪くはない。練習の形がそのまま試合に直結するタイプとしないタイプがいるから。

 -開幕オーダーは当日決めるのか

 金本監督 そやね。当日のコーチミーティングで決めますよ

 -広島ジョンソンの相性か選手の状態を重視するのか

 金本監督 ジョンソンとの相性を重視すれば、誰もスタメンで出られんよ。誰が打っている?

 -ゴメスが打っていた

 金本監督 呼んでこい、って(笑い)。

 -ジョンソンはオープン戦で左よりも右打者に打たれていない

 金本監督 あまり(関係)ないね。ジョンソン自身も左に手を抜いているかもしれない。