相性の良さで封じる。ヤクルトの開幕投手石川は本拠地神宮でのDeNA戦で7連勝中。15年4月18日以来負けなしだ。37歳のベテランは「本拠地が一番ピッチングしやすい」と地の利を生かすと意気込む。

 主砲外しで勝利する。筒香への対策を問われ「シンプルに強打者の前にランナーをためない」と回答。バッテリーを組む中村も「いかに勝負を避けるかが大事。日本NO・1の打者。攻めての四球はしょうがない」と話した。好機で打席に立たせないことを徹底し、勝負はなるべくせず打線全体の勢いをそぐ。

 石川が大役を務めるのは5年ぶり8度目(4勝3敗)。「思い切ってぶつかっていきたい。去年は投手で負けたといろんなところで言われたので、今年は投手で勝ったと言われるように引っ張っていきたい」と決意は強い。日本一奪還へ、左腕が筒香を抑える。