左手首のけんしょう炎でリハビリ中の阪神エリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が3日、鳴尾浜でフリー打撃を再開した。2月のキャンプ以来となる屋外での打撃練習は、柵越えこそなかったが、それでも35スイングで安打性の当たりを15本放った。「ベリーグッド。感触は良かったよ」と明るい表情だった。

 フリー打撃をこなし、三塁でノックを受けた後は、投内連係にも一塁で捕球役として参加。患部である左手にグラブをはめて、強めの送球を無難に捕球した。実戦復帰の時期に関しては「まだ分からないよ」と白紙であることを強調。初めて痛めたところなだけに、慎重な姿勢を示した。

 仲野トレーナーは「毎日、朝に状態を見ながらです。少しずつやっていくだけです」と説明。順調なら、2軍での実戦復帰もそう遠くなさそうだ。