シーズン初先発の阪神藤浪晋太郎投手(22)が5回5安打2失点も、毎回の9四死球と乱れに乱れた。

 初回に3四球から雄平のタイムリーを浴び先制されると、2回にも2四球から満塁のピンチを背負った。ここはなんとか切り抜けるも、3回には先頭バレンティンにバックスクリーン横の5階席に飛び込む、特大のソロアーチを許した。

 さらに5回には、畠山に死球を与えたことで両軍が入り乱れての乱闘に発展。マウンド上でぼうぜん自失といった表情を浮かべていた。「初回から制球が定まらず、最後まで修正することができませんでした。守備が長くなってしまい、チームに迷惑をかけてしまいました」と反省の弁を述べた。