新天地で初登板した巨人先発の吉川光夫投手(29)は6回4安打2失点(自責1)で降板した。

 序盤の2回までに2点を先制されたが、6回に阿部の4号2ランで同点とし、マウンドを2番手山口鉄に託した。

 「緊張はしなかったんですが、これまでの10年間のシーズン1試合目(の登板)とはちょっと違う感じがして、立ち上がりは少し力んでしまいました。チームが良い流れで来ているなかで先制されて申し訳ない気持ちもありましたが、ゲームは作ることができたかなと思います」と振り返った。