快盗ギータ参上! ソフトバンク柳田悠岐外野手(28)が強烈な足技を見せた。2点を追う4回、先頭で四球を選ぶ。続く4番内川の初球に二盗を決めると、3球目には三盗を仕掛けた。「タイミングが偶然合ったので、あまり行く気はなかったが、アッと思って行ったらよかった」。自身で判断した三盗は成功。嶋の送球をウィーラーが後逸する間に生還。ノーヒットで1点差に詰め寄った。
相手先発の左腕森は2年ぶりの1軍マウンド。だが、オープン戦の映像などで、モーションが大きいことはチェック済みだった。前日16安打15得点と爆発した打線は、6人リレーの楽天投手陣の前にわずか3安打と抑え込まれて敗戦。2カード目で早くもカード負け越しとなった。
継続は力なり。工藤監督が言う。「(打線は)全部うまくはつながらない。足を使えば相手がミスをしてくれることもある。オープン戦から続けてきた。アウトになってもしっかり続けていきたい」
オープン戦では12球団トップの31盗塁。隙があればどんどん走らせた。開幕後は1日ロッテ戦で本多、柳田が盗塁死するなど不発だったが、この日1回に本多が二盗を決め、開幕6戦目でようやくチーム今季初盗塁。この日は4度仕掛け3盗塁を成功させた。WBC組の5番デスパイネ、7番松田がまだ本調子とはほど遠い状態。それだけに、機動力が大きなカギとなる。村松外野守備走塁コーチも「これからどんどん行きますよ」と話す。今日7日の相手は西武菊池。なかなか打ち崩せないエース級相手には、足で揺さぶっていく。【石橋隆雄】



