ロッテ福浦和也内野手(41)が12日、今季初の1軍昇格を果たした。

 前日、チームは7安打1得点に抑えられ、オリックスに大敗。早くも今季2度目の3連敗を喫した。試合後に2軍降格となった江村に代わり、今季24年目で通算2000安打まで68本としている大ベテランの昇格が決まった。

 福浦は、春キャンプから2軍で調整を続けていた。この日のオリックス戦を戦う京セラドーム大阪のグラウンドに、午後3時半前に登場。試合前の練習を終えると「呼ばれた以上、なんとかチームの勝利に貢献できるよう、良いところで打てるように準備したい。流れを変えないと」と意気込みを語った。

 伊東監督は「ずっと上げようと思っていた。左(打ち)がいないから。良い場面があれば」と、勝負どころでの起用を描いていた。