2015年夏に右肩を手術したソフトバンクの松坂大輔投手が13日までに、右肩付近の不調を訴えていたことが分かった。球団関係者によると12日に福岡県筑後市のファーム施設で予定していたフリー打撃の登板を回避し、13日は神奈川県内の治療院に行ったという。

 12日は、キャッチボール後に状態が良くないことを首脳陣に伝えた。11日に出場選手登録を外れた和田の代役として1軍に昇格するはずだったそうで、田之上慶三郎3軍投手コーチは「本人が一番、腹立たしいだろう」とおもんぱかった。

 治療院に行ったことについて、リハビリ担当者は「たまたま定期検診が入っていた。痛かったら別だけど、今後も(リハビリ組ではなく)2軍にいると思う」と説明した。

 松坂はオープン戦で4試合に先発し、3月25日の広島戦で7回無安打無失点と好投したが、層の厚い先発枠に入れず2軍で調整。雨で2度流れたため、その後は2軍でも登板がなかった。