左太もも裏の肉離れで離脱中の日本ハム大谷が、完全復活で1軍復帰を目指す。15日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の選手寮内で静養。超音波治療を受け、酸素カプセルに入り、アイシングを施した。日常生活の歩行も左足をかばいながらの状況。今日16日からのリハビリでは歩行中の痛みの確認から行う。人生初の肉離れとあって「とりあえず炎症が引くまでは、軽くになると思います」と慎重にリハビリを進める。

 実戦復帰まで6週間程度の見通しも、不安を抱えていた右足首を含めた完治に励む。「(右足首を)かばったプレーはしていなかったけど、結果的に小さいことが(左太もも裏に)くるのかな」。今月25日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、内出血が引いていたらジョギングやキャッチボールを再開する予定だ。「焦って復帰するよりは、全体がよくなってからのほうがいいのかな。復帰した時は、ちゃんと出来るように」と万全な状態を目指す。