右内転筋筋挫傷で2軍調整中の日本ハム中田翔内野手(27)が17日、千葉・鎌ケ谷で練習に参加した。

 フリー打撃では24スイングで8本の柵越え。ノックではジャンピングスローを見せるなど、順調な回復具合を披露した。患部の痛みは「全然大丈夫です」と、徐々に持ち味のフルスイングも近づいている様子。

 チームは15試合を終えて4勝11敗で最下位と苦しんでいる。「しょうもない小さなケガでね…申し訳ない気持ち」と、あらためて戦線離脱した無念さを吐露した。

 また、左太もも裏肉離れの大谷はこの日、鎌ケ谷の勇翔寮内で自転車型トレーニング器具を漕いで患部に少しだけ負荷をかけたり、酸素カプセルに入るなどした。まだ患部の痛みは引いておらず、当面は室内でのリハビリに専念することになりそうだ。