オリックス新外国人ロメロが、今日18日の日本ハム戦(静岡)出場を熱望した。開幕から不動の4番だったが14日のソフトバンク戦の5回に左腰付近に死球を受けて途中交代。15日の同戦は初めて欠場し、4番を小谷野に譲っていた。

 17日はチームとともに静岡に移動。「ここ何日間はあまり動かしていないので、だいぶ(患部の)状態は良くなっている。打撃練習などをしてみないと分からないが、次は出られる感触がある」と自らの見通しを語った。福良監督は「本人が行けるというなら出すよ」と話した。

 15日の試合ではロメロ不在ながら、小谷野と中島のベテラン2人が引っ張り、打ち勝って2連勝。とはいえ4本塁打、11打点と現在チーム2冠のロメロが復帰すれば打線に厚みが戻る。真面目な性格の助っ人は「チームの調子がいいのはうれしいし、早く自分も戻りたい」と意気込んだ。

 ◆オリックスの対日本ハム 16年のオリックスがパ・リーグ球団のうち最も苦手にしたのが日本ハム。8勝16敗1分けで借金8はカード別ワーストだった。だが今季は4月7日からの日本ハム3連戦で3連勝。4番ロメロが直前の西武2連戦に続き、日本ハム戦でも初戦から2試合連続アーチで4試合連続本塁打をマークするなど活躍した。日本ハムに4連勝となれば、14年7月21日~23日、8月5日、6日に5連勝して以来、2シーズンぶりとなる。開幕からの日本ハム戦4連勝に限ると、10年が最後のケース。