自身初の退場処分から一夜明けても、広島緒方孝市監督(48)は多くを語らなかった。

 普段通り午前9時過ぎには球場入り。早出練習の途中で監督室を出て、グラウンドに向かった。山路審判員に詰め寄った表情とは対照的な穏やかな表情で「何も話すことはないよ」とだけ言い残し、野手陣の円陣へ入っていった。