西武は20日、埼玉県内に本拠地を置く女子プロ野球の埼玉アストライア、BC武蔵ヒートベアーズ、戸田中央総合病院女子ソフトボール部との連携事業「PLAY-BALL! 埼玉」プロジェクトの発足を発表した。

 野球、ソフトボールに触れたことのない子どもたちへの「体験するきっかけ」の提供と、スポーツの楽しさを感じてもらい、運動への積極参加を促すことが目的。4球団合同イベントの開催や、小学校の体育授業の支援、幼稚園、保育園への訪問事業などを行う。

 西武炭谷銀仁朗捕手(29)は「昨年ファンの子どもから手紙をもらい、公園で野球が禁止されており、やりたくても出来ない状況になっていることを知りました。また、中学生以下の競技者人口もとても減少しているということで、僕たちが野球の楽しさを伝えて、少しでも多くの子どもに野球を好きになってもらえればと思っています。県内の他のチームとタッグを組むことで、これまで以上にいろいろな取り組みが出来ると考えています。是非皆さん、一緒に野球をやりましょう!」とコメントした。