ソフトバンクが3点ビハインドを逆転し、連敗を2でストップ。再び貯金を1とした。

 今季初の北九州開催。ほぼ満員の1万7524人のファンに渋い逆転勝ちを見せた。同点の6回、7番松田が13打席ぶりの安打となる左前打で出塁。上林の一塁ゴロで走者が入れ替わり1死一塁。9番甲斐が「何とかしようと」と低めフォークに食らいつきエンドラン成功で一、三塁。中村晃が左翼へ犠飛。浅い当たりも三塁走者上林が快足を生かし勝ち越しのホームを踏んだ。

 中村晃は「いつもと違うすごく熱狂的なファンがたくさんいる中で、みんながつないだチャンスを何とかしようと積極的にいった。先に点を取られて逆転した。チームにとっても勢いがつく試合だった」と、お立ち台で北九州の鷹党と勝利を喜び合った。