広島の鈴木誠也外野手(22)が初の4番弾を放った。

 これまで4番に座った8試合はすべて新井貴浩内野手(40)がベンチスタートだった。しかしこの日はブラッド・エルドレッド内野手(36)が5番、新井が6番に座る中、鈴木が4番に座った。これまでの「代役4番」の意味合いが薄まった試合で結果を出した。4回1死から初球の145キロをジャストミート。DeNAの左翼筒香が守備位置から動かず、見送るだけだった特大の1発。打球は左中間スタンド上段に着弾した。「打ったのはストレート。初球から積極的にいきました。追加点につながってよかったです」と振り返った。今季3号は自身初の4番での1発となった。