DeNAが今季2度目のサヨナラ勝ちで勝率を5割に戻した。7回まで、ヤクルト小川の前に計2安打の無得点。それでも5点ビハインドの8回に相手のミスから好機をつくり、梶谷の満塁弾などで一挙5得点。延長戦に持ち込むと、11回に2年目柴田が中越え適時二塁打で試合を決めた。

 アレックス・ラミレス監督(42)は「今年NO・1のエキサイティングなゲーム。梶谷は決してあきらめずに打ってくれた。途中から出場した柴田が決めてくれてうれしく思う」と興奮気味に選手をたたえた。

 殊勲の柴田竜拓内野手(23)は初のウオーターシャワーに満面の笑み。「めちゃくちゃうれしいです。後ろにいい打者がたくさんいるので、どんな形でも塁に出るつもりでした」と喜んだ。