ヤクルト雄平がプロ野球タイ記録となる1試合4本の二塁打を放った。

 1回に遊撃手の頭上を越えるライナー性の打球で左中間を破り、大量得点の口火を切る2点適時二塁打。2回、8回、9回にも放ち4打点と大暴れだった。14年の岩村(ヤクルト)以来だが「覚えてますよ。札幌ドームでしょ」と先輩の記録に並んだと笑顔。今カードの1試合目から4番に座り、今季最多19安打12得点の打線をけん引。試合前に真中監督から受けた助言がきいたと振り返り「(ポイントが)明確になった状態で臨めている。思いきりいくだけ」と感謝していた。

 ▼1試合4二塁打のプロ野球タイ記録=雄平(ヤクルト) 7日のDeNA9回戦(横浜)で記録。14年岩村明憲(ヤクルト)以来12人目で、セ・リーグでは51年藤井勇(大洋)79年基満男(大洋)81年渡辺進(ヤクルト)前記岩村に次いで5人目。