ソフトバンクは9日からヤフオクドームで行われるオリックス3連戦で、同球場史上初の「ビール半額」を行う。時間は午後8時スタート。スタンドで売り子が販売するビールが1杯700円から350円になる。

 ビールの銘柄はアサヒが「アサヒ ザ・ドリーム」、キリンが「バドワイザー」になる。

 キリンの売り子は開場時間からは通常通り「一番搾り」(1杯700円)を黄色のユニホームで売っているが、午後8時からは赤いバドワイザーのユニホームに着替えて販売する。売り子の森さんは「バドワイザーは軽くてフルーティーで飲みやすいと好評です。ぜひ、飲んでみてください」とアピールした。全員が試合途中に着替える大がかりなセールとなるが、今回の3連戦のために大量の赤いユニホームを用意した。

 アサヒの売り子はユニホームは変わらないがタンクをすべて「アサヒ ザ・ドリーム」に取り換える。球場内約110人の売り子が半額で販売するのは93年の開場以来初めて。

 ヤフオクドーム担当者は「サラリーマンのお客様にも、会社帰りに試合途中からでも来ていただきたいですね。半額でお得な気分で観戦できると思います。8時のスタート時が試合中だと、分かりにくいかもしれませんが、事前に告知したいですね」と話した。