ソフトバンクは12日、昨年4月の熊本地震で被害が大きかった益城町の3つの小学校を訪問した。広安小には川崎、内川、岩崎らが訪れ5、6年生240人と約1時間触れ合った。

 岩崎がキャッチボールをすると「この5倍くらい速いんだよ」と川崎が解説。「当たったらすごく痛い。君たちは子どもだし、ヘタだから当たったら死ぬ」と冗談交じりで硬球の怖さを教えた。また、小学6年まで空手をしていたことを明かし、女子児童から「上段突きを見せて」とリクエストされた。川崎はイスから立ち上がりグッと腰を落とし「ハッ!」と右拳を正面に突き出した。「今日は鈍っていたけど、いいのを思い出せた。あれはセンスですね。空手を続けていても五輪選手になった自信はある」とノリノリだった。

 「楽しかった。元気をもらった。明日は元気なプレーをしたい」。子どもたちにパワーをもらい、より元気になったムネリンが13日の熊本・藤崎台球場で行われる楽天戦でハッスルプレーをみせる。