ヤフオクドームで14日、乳がんの撲滅、早期発見を訴えるピンクリボン啓発活動が行われた。

 この日の試合は女性入場者にピンクのユニホームを配布する「タカガールデー」として行われており、それとコラボしたもの。鳥越内野守備走塁コーチ(45)をはじめ、五十嵐、サファテ、中田、森の各投手が試合前に活動に参加し、200人のファンにピンクリボン啓発グッズを手渡した。

 08年に妻を乳がんのため34歳の若さで亡くした鳥越コーチは「本人も周りもきついです」と声をつまらせ「早期発見、早期治療は今日からできる。奥さん、お母さんに『大丈夫?』って言ってあげて下さい」と呼びかけ、乳がん検診の大切さを訴えた。

 なお、この日の試合は一塁、二塁、三塁のベースやネクストバッターズサークルもピンクリボンデザインに変更して行われた。