DeNAが接戦を落とし、勝率5割復帰を逃した。同点の3回無死一、二塁で3、4、5番が凡退するなど、序盤の好機で畳み掛けられず。8連敗中の阪神藤浪を崩しきれなかった。

 同点の9回に抑えのパットンが勝ち越しを許し、借金は2。アレックス・ラミレス監督(42)は「先制できたが、(2回に)同点に追いつかれ、その後は投打がかみ合わなかった。(先発の)今永は6回99球で2失点。非常によかったが打線が助けてあげられず、残念だった」と悔しさをにじませた。パットンについては「ベストを尽くしている」とし、今後も守護神として起用する考えを示した。

 16日からは、2カード連続勝ち越し中の広島3連戦。「しっかり準備して勝ちにいきたい」と気持ちを切り替えた。