【セ・リーグ】

◆ヤクルト押し出し四球でサヨナラ勝ち、中日3連敗

<ヤクルト9-8中日>◇25日◇神宮

 ヤクルトは1点を追う1回、バレンティンの通算200号となる15号2ランで逆転。3回にはリベロの来日初アーチで加点した。

 中日は4回、福田が同点3ラン。両チームとも点の取り合いに。5回2死二塁、ヤクルトの先発・原樹が適時二塁打で勝ち越した。

 中日は2点を追う8回に福田の4号3ランが出て逆転した。ヤクルトはその裏、相手のボークで同点とした。延長戦に入った。

 ヤクルトは延長10回裏、2死満塁から山田が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちを収めた。中日は3連敗となった。ヤクルトのルーキが3勝目。中日の笠原は初黒星。

◆広島は代打西川が決勝打、巨人は後半戦初の2連敗

<巨人1-2広島>◇25日◇岐阜

 先発は巨人マイコラス、広島野村。両投手とも初回1死一、三塁のピンチをしのぎ、3回まで3安打無失点。

 4回以降も投手戦が繰り広げられた。巨人マイコラス、広島野村がともに6回まで無失点投球。両者無得点のまま終盤戦に入った。

 広島が8回に代打西川と菊池の適時打で2点を奪い勝負を決めた。先発野村が6勝目、今村が18セーブ目を挙げた。巨人は9回に坂本勇の適時打で1点返すが後半戦初の2連敗。マイコラスは5敗目。

◆DeNA2位に浮上、阪神と並ぶ 岩貞は7敗目

<阪神0-1DeNA>◇25日◇甲子園

 序盤は両先発の好投でともに無得点。DeNAは3回まで阪神岩貞に完全に抑えられ、阪神も敵失による出塁だけに終わった。

 DeNAは4回1死一、三塁の好機も、あとが続かず。阪神も5回2死二塁の先制機を逃した。6回を終え、ともに無得点。

 DeNAは7回、筒香の15号ソロで1点を先制した。今永が7回を無失点。救援陣も得点を与えなかった。阪神と並ぶ2位に浮上。

 DeNA今永は7勝目、山崎康は16セーブ目。阪神岩貞は7敗目。

【パ・リーグ】

◆ロッテ連勝、スタンリッジ2勝目 日本ハムは4連敗

<日本ハム0-4ロッテ>◇25日◇釧路

 ロッテは3回2死一、三塁でペーニャが先制打。日本ハムは3回まで2安打で無得点。1回1死二塁で大谷、中田が凡退した。

 ロッテは4回のサントスのソロと5回の中村の2点適時打で4点リード。日本ハムは6回、2連打で1死一、三塁も得点を奪えず。

 ロッテがリードを守り2連勝。スタンリッジが4月12日オリックス戦以来の2勝目を挙げた。内が7セーブ目。日本ハムは4連敗で有原は8敗目。

◆西武4連勝&十亀5勝目 オリックスは6連敗

<西武7-2オリックス>◇25日◇メットライフドーム

 オリックスは1回無死一、三塁から小島の右翼への犠飛で1点を先制。西武は3回までオリックスの先発ディクソンの前に無得点。

 西武は4回に中村のバックスクリーンへの21号ソロで同点。5回に秋山の適時二塁打と源田の適時打で3点を挙げて勝ち越した。

 西武は7回に秋山、浅村の適時打などで3点を加点し4連勝。先発十亀は6回2失点で5勝目を挙げた。オリックスは6連敗。ディクソンが6敗目。