広島は28日、マツダスタジアムでスカウト会議を行った。

 この日は大学、社会人の指名候補となる投手16人、野手7人の映像を確認した。ドラフト1位候補にはヤマハ・鈴木博志投手(20=磐田東)、日立製作所・鈴木康平投手(23=国際武道大)、JR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大)、立命館大・東克樹(4年)の名前が挙がった。

 苑田スカウト統括部長は「志望届を確認して、補強ポイントはどこかを見て考える。次回の会議で大筋は決まるかもしれない」と話した。次回スカウト会議は、来月中旬を予定。地元広陵の中村奨成捕手(3年)らを含め、指名候補の絞り込みが行われる。

 この日のスカウト会議では、田中広輔内野手(28)の弟、日立製作所・田中俊太内野手(24=東海大)も指名候補に名前が挙がった。