DeNA神里和毅外野手(24)が右足骨折で今季絶望の可能性が高いことが13日、分かった。前日12日阪神戦で、馬場の投球を右足甲の外側に直撃する死球を受けた。ベンチ裏に引き上げそのまま負傷交代。試合後にラミレス監督が「走れない状態なので抹消する」と明言した通り登録抹消された。一夜明けて複数の関係者の話によると、患部は骨折しているという。

 “神足”を武器にしていただけに、この時期の足の骨折はレギュラーシーズン中の復帰は厳しい。ルーキーながら走攻守3拍子そろい、リードオフマンを託されることもあった。特に足ではチーム1位タイの15盗塁を決め、序盤はヤクルト山田哲と盗塁王争いを繰り広げたほど。8月攻勢を掛けたいチームだが、右尺骨骨折の梶谷に続き、外野手が死球による負傷離脱に見舞われた。