バックアップは任せてくれ! 阪神鳥谷敬内野手(37)が17日、東京都内で社会のためにスポーツマンシップを発揮した活動を表彰する「HEROs AWARD 2018」に出席した。この日、チームは今季中日で13勝したオネルキ・ガルシア投手(29)の獲得を発表。西に続く補強を受け、終始笑顔で新助っ人左腕のサポートを誓った。

「甲子園となるとまた違った味も出てくると思う。そういう意味では心強い。ボールがとにかくよく動いている印象がある。より内野であったり守りが重要になる。そういう意味でもバックアップできたらと思っています」

ガルシアは今季、虎打線を相手に3勝2敗、防御率3・52。「うちも抑えられていますし、そういう意味では、いい投手という印象しかない」。鳥谷自身は4月18日のナゴヤドームで1打席だけ対戦し、「どん詰まりだった」という二ゴロに終わっていた。

独特なムービングボールの軌道を思い返し、甲子園でも打ち損じの内野ゴロが増えると予想。来季再挑戦する遊撃のポジションで、新たな仲間を支えていく。【佐井陽介】