阪神藤浪晋太郎投手(24)は課題を克服できなかった。3回までは4四球を許しながらも3安打1失点にまとめていたが、4回は先頭8番木下拓への死球から崩れて2失点。4回を6四死球と制球が安定せず、4安打3失点で降板した。

登板後は「3回まではいい感じだったんですけど、4回がちょっと悪かった。四球を出したり、もったいなかった」と反省。今後に向けて「もうちょっと安定したい」と力を込めた。

ここまでのキャンプでは実戦2試合に登板し、11日の紅白戦は2回2安打2死球で1失点、17日の練習試合・日本ハム戦では3回7安打2失点。実力を発揮できない登板が続いているだけに、次回は快投で首脳陣を納得させたい。