巨人丸佳浩外野手(32)が2軍に降格することが4日、決まった。5日に出場選手登録を抹消される見込みで、再調整での抹消となれば広島時代の12年9月3日以来、9シーズンぶりとなる。

今季は新型コロナウイルス感染による離脱の影響もあり、40試合に出場して打率2割2分7厘、4本塁打、8打点。早出特打に参加するなど状態を上げるべく鍛錬を重ねていたが、4日の日本ハム1回戦(東京ドーム)でも6番中堅で出場し3打数無安打1四球と、本来の打撃力が影を潜めていた。

丸は18年オフにFAで広島から巨人に移籍。19年からは全試合に出場し、攻守で巨人のリーグ2連覇に貢献。丸個人としては、広島時代の16年から5年連続でリーグ優勝の立役者となっていた。今季のリーグ3連覇と日本一奪還へは不可欠な存在だけに、2軍でコンディションを整え、早期1軍復帰を目指すことになる。

丸に代わって、立岡宗一郎外野手(31)が1軍に昇格する。

 

★丸の巨人移籍後の成績★

◆19年 143試合 打率2割9分2厘 27本塁打 89打点

◆20年 120試合 打率2割8分4厘 27本塁打 77打点

◆21年 40試合 2割2分7厘 4本塁打 8打点