ロッテ佐々木朗希投手(19)が逆転Vへのキーマンになる。ソフトバンク戦が雨天中止となった17日、井口資仁監督(46)は今後の先発ローテーションについて「普通にいけば朗希は2回行きます。あとは石川と小島かな」と話した。

佐々木朗は14日のオリックス戦に先発し、6回無失点で勝利投手になった。中6日以上を守るならば、23日と30日の2度の日本ハム戦での先発が有力になる。シーズン残り8戦で2登板を託される。すでに10勝を挙げ19日のソフトバンク戦、27日の楽天戦での先発が予想される左腕小島とともに、チームの命運をかけて投げることになる。

雨天中止分が振り替えになる25日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)は、先発4戦4勝の昨秋ドラフト4位右腕河村の先発を井口監督は示唆。この日は首位オリックスが敗れたため、チームの優勝マジックは7に減った。とはいえ、この先は1つの負けが逆転Vへの致命傷になる。スライドで18日の西武戦(メットライフドーム)に先発する美馬は「大事な試合に任せてもらえるチャンスをいただいたので、しっかり勝って、マジックを減らせるように貢献したい」と必勝を誓っていた。【金子真仁】