日本ハム立野和明投手がBIGBOSS初陣の“開幕投手”となる。対外試合初戦の8日阪神との練習試合(宜野座)で先発することが内定した。3日、1軍キャンプ地の沖縄・名護でオンライン取材に応じた3年目右腕は、近づく今季初実戦へ向けて「インパクトを残すと考えると力んでしまうので、しっかりやるべきことをやって、しっかり抑えればいい」と自然体で話した。

この日は今キャンプ2度目のブルペン入り。変化球も交えて46球を投げた。目慣らしのためやってきた中島や王柏融も打席に立つとカウントを設定し、二塁けん制の動作も入れるなど実戦を想定して投げた。「実際に振ってくると意識をして、どうカウントを取るのか、どう内野ゴロを取るのか、抑えられるのか、だったんすけど…」。確かなテーマを持って取り組んだが、自己評価は「まだまだですね。シーズン中とはやっぱり集中力が全然足りてなかったっていうのは反省点」と、厳しかった。

反省が尽きないのも、開幕ローテ入りから1軍定着をして活躍するため。最初のアピール機会は大事になる。大注目を浴びるであろうマウンドも「いつも通りやれば大丈夫かな」。等身大で結果を残し、チームでの存在感を大きくする。