<オリックス2-1ソフトバンク>◇16日◇京セラドーム大阪

 06年希望枠の2年目小松が、プロ2度目の先発も勝利で飾った。緩急自在の投球でソフトバンク打線を翻ろう。完封まであと1人、9回2死一、三塁のピンチを招いて降板したが、見事チームの連敗を5で止めた。「(国士舘)大学の先輩、辻さん(捕手)を信じて思い切り投げました。(完封を逃したことは)正直、悔しいです。でも次こそ完封したい」。投手陣の台所事情が苦しい中、先発転向後2戦連勝。本拠地初のお立ち台で大歓声を浴びた。