巨人の原辰徳監督(50)が11日、新たに来季からの3年契約で合意した。東京都千代田区の読売新聞東京本社で、渡辺恒雄球団会長と滝鼻卓雄オーナーにシーズン報告を行い、来季以降も引き続き指揮を執ることを正式に要請された。

 原監督は「若手を育て、来年こそは日本一にと。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も大変だろうが、いい経験にして戦おうと言っていただいた」と話した。

 3年契約の3年目だった今季は日本一こそ逃したものの、レギュラーシーズンでは阪神との最大13ゲーム差をひっくり返し、セ・リーグ2連覇を達成。クライマックスシリーズも制し、日本シリーズ進出を果たした。