来春3月に行われる国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を率いる巨人の原辰徳監督の就任会見が12日、東京都内で行われ、「世界一の目標を掲げ、1歩1歩前進していきたい」と大会2連覇に意欲をのぞかせた。

 この日は6人の代表コーチも発表された。投手コーチには中日で監督を務めた山田久志氏(60)と、中日などで活躍した与田剛氏(42)が就任し、総合コーチに前西武監督の伊東勤氏(46)を指名。打撃コーチには巨人の篠塚和典打撃コーチ(51)、内野守備走塁コーチに前中日コーチの高代延博氏(54)、外野守備走塁コーチに巨人の緒方耕一外野守備走塁コーチ(40)が就任した。原監督は「思いが実現した」と、構想通りのスタッフに満足げだった。

 日本代表は来年2月15日に宮崎に集合し、翌日から合宿を開始。同25日に最終メンバー28人が発表される予定。