京都府京丹後市は28日までに、同市出身でプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督を名誉市民に選んだ。9月議会で正式決定する。

 市は選考理由について「球界の選手、指導者として突出して活躍し、4月には監督として通算1500勝を達成した。出身地として名誉に感じている」と説明している。

 野村監督は1954年に同市の峰山高からテスト生で南海(現ソフトバンク)に入団し、戦後初の3冠王に輝いた。89年に野球殿堂入り。ヤクルト監督として3度の日本一を達成し、阪神監督などを経て、2005年シーズン終了後に楽天監督に就任した。

 [2009年8月28日10時9分]ソーシャルブックマーク