<ロッテ8-3ソフトバンク>◇10日◇千葉マリン

 自力V復活のチャンスをフイにした。田上秀則捕手(29)の23号2ランなどで2回までに好調成瀬から3点のリードを奪った。逃げ切りを図りたいところだったが、大場翔太投手(24)が毎回得点圏に走者を許す投球で4回2失点降板。リリーフ陣も打ち込まれ、あっさり逆転負け。今季先発では10戦未勝利の大場は「大事な時期にマウンドを任せてもらったのに申し訳ないです」とがっくり。

 秋山幸二監督(47)は「残念やな。大場は踏ん張れなかった。向こう(福岡)に戻って立て直しだ」と必死に気持ちを切り替えた。日本ハムが負けたため、勝っていればソフトバンクに自力優勝の可能性が復活していた。

 [2009年9月10日23時3分]ソーシャルブックマーク