西武の前田康介球団本部長は13日、横浜を戦力外になった46歳の工藤公康投手と12日に交渉したことを明かし「伝えられることはすべて伝えた。いい話ができた。後は返答待ち」と獲得への好感触を口にした。

 小林信次球団社長は「まだ実戦で活躍できる力を評価している。もともと西武の代表的な投手。西武のユニホームを着て投げてほしい」と話した。歴代13位の224勝(140敗)を挙げている工藤は、1982年に西武入り。フリーエージェント(FA)権を行使してダイエー(現ソフトバンク)に移り、その後巨人、横浜でプレーした。実働28年はプロ野球記録。

 [2009年11月13日21時37分]ソーシャルブックマーク