<日韓チャンピオンシップ:巨人9-4KIA(韓国)>◇14日◇長崎
また、この男が決めた。巨人の阿部慎之助捕手(30)が1-3の7回無死一、二塁で、右越えに逆転3ラン。内角の直球をきれいにとらえた打球に「ボール球だったかな。でも、うまく腕をたたんでさばけた」とご満悦だった。
日本シリーズの第5、6戦に続く活躍。守ってもポストシーズンの全試合に、捕手でフル出場した。「国際試合でなぜか最後の打者になってきた。その悔しさが自分を奮い立たせた」と言う。今季は大舞台になればなるほど、力を発揮した。巨人の快進撃を支えたのはまぎれもなく、主将の阿部だった。
後続も続く。打者12人でこの回7点を奪い、試合を決めた。原監督は「シーズン同様、粘り強く戦いビッグイニングをつくった。今季を象徴している」とうなずいた。
WBCの世界一に始まった原監督はリーグ3連覇、7年ぶりの日本一に続き、取れるタイトルを軒並み手にした。「阿部、小笠原、山口、内海、亀井、篠塚と緒方両コーチ。世界中で誰より真剣に野球を長くやった。自分を含めてご苦労さんと言いたい」。WBCからともに戦い続けた選手らの名を挙げ、栄光とともに駆け抜けた1年間を振り返った。表情には安堵(あんど)感と充実感がにじんだ。(共同)
[2009年11月14日18時41分]ソーシャルブックマーク




