楽天球団広報の小池聡氏も巨人・木村拓也コーチの死去を惜しんだ。札幌ドームでの試合前練習を見つめながら、今年3月の新人講習会で木村さんが講師を務めた時の思い出を話した。「いいお話だったんですよ。日本ハムから広島に行った時は、野村さん、前田さん、緒方さん、金本さん、などなど、黄金期だったので、試合に出られる状況じゃなかったみたいなんです。考えた末、1番先に引退しそうなのが正田さんだったので、二塁を目指すようになった。そうやって、考えて生き残るのもプロの道、っと仰っていました。新人たちに、長くプロで生き残れと、教えてくれたのに。残念ですね」と、しみじみと、木村拓コーチの人柄をしのんだ。

 [2010年4月7日17時54分]ソーシャルブックマーク