<楽天2-1オリックス>◇30日◇Kスタ宮城

 オリックスが今季初のサヨナラ負けを喫した。1-1の延長11回、3番手小松聖投手(28)が1死から聖沢にストレートの四球、高須に右前打され一、三塁とすると、ベンチは鉄平を敬遠する満塁策を選んだ。しかし、送り込んだ守護神ジョン・レスター投手(31)が代打渡辺直に右前へ決勝打を浴び、今季最長4時間19分ゲームを落とした。

 岡田彰布監督(52)は「今日は(先発の)金子が悪いなりに投げとった。点取ったら分からんかったけど、反撃が遅いもんな。チャンスつくるんやが。しのいで、しのいで、やったけど、勝てるチャンスあったからなあ」と得点圏に7度走者を置いて、1本出なかった打線を嘆いた。オリックスは今季最多の借金2となった。

 [2010年4月30日23時4分]ソーシャルブックマーク