<ヤクルト5-3横浜>◇1日◇神宮

 ヤクルト藤本敦士内野手(32)が5回、深谷球審に暴行し、退場処分となった。この回の先頭打者として投失で出塁した藤本は続く相川の二塁打で三塁へ進み、1死後、宮本の一ゴロで本塁に突入した。送球よりも早く本塁へ滑りこんだが、アウトの判定。スライディングから立ち上がった瞬間には両腕で深谷球審の胸ぐらをつかんでいた。武山捕手は藤本にタッチしておらず、藤本の怒りが爆発してしまったようだ。責任審判の敷田一塁塁審が「藤本選手はタッチされていないと抗議し、暴行を働いたため退場としました」とアナウンスすると、ブーイングと拍手が起こった。

 [2010年5月1日21時42分]ソーシャルブックマーク