<ソフトバンク6-4西武>◇21日◇福岡ヤフードーム

 西武が今季2度目の4連敗で前半戦を終了した。1回に片岡の初球先頭打者本塁打で幸先よく先制。2点を追う6回には、勝利の方程式の一角、摂津から片岡が同点2ランを放つなど連敗ストップに意地は見せた。しかし延長11回に藤田がペタジーニにサヨナラ2ランを浴び、万事休す。粘りを見せていた救援陣が最後に捕まり、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。首位ターンこそ決めていたが2位に0・5ゲーム差と迫られ、渡辺久信監督(44)は「まあ、それはいいんじゃない。(6回に片岡が)よく打ってくれて、いい試合だった」と、サバサバとした表情で振り返った。

 [2010年7月21日23時30分]ソーシャルブックマーク